足裏ツボの場所とその効果
皆さんこんにちは!皆さんは足ツボはどの位ご存知でしょうか?足裏ツボの効能図なんかを見てみるとびっしりとそのツボの場所と部位が羅列されています。心臓や肩、花粉症に効くものまであるのです。
今回はそんな足裏ツボの具体的な場所と効果をお教えしていきます。
足裏ツボが人体に影響を与えるわけ
肩など筋肉の痛みには湿布、心臓などの臓器が悪い方には薬が投与されるものですが、中には足のツボを押してその症状を緩和させる方法もあるのです。足裏のツボは「第二の心臓」「全身の投影」などと呼ばれています。なぜそのような呼び名が出来たのかというと、実際に両足を気をつけの姿勢で合わせてみると足裏のツボがつま先からかかとまで、足裏を正面から見てその臓器や体の部分に効果のあるツボが人間の臓器とほとんど同じ配置で並んでいるため、そのような呼び名が付いたのです。そのため、足つぼマットで足裏全体を刺激するとそのツボは体全体に繋がっているわけですから全身の血行状態が改善される他、諸々の症状の緩和に繋がります。
足裏ツボの場所
ツボの場所は、足裏だけでも数十種類以上あり、前項でも紹介した通り体の至る所のツボが集結しています。
今回は体の凝りや疲れに効く足裏のツボをご紹介していきます。
肩こり・・・足の人差し指から小指の付け根から指一本分ほど離れたところにライン状にあるものと、小指から下へ指二本分離れたところにあります。足のツボはその体の部分に直接作用するので右肩が凝っていたら右足、左肩が凝っていたら左足をもみほぐしてあげるとそれぞれの肩の凝りが和らぎます。また、肩直接ではないのですが、親指の付け根に首(のど)に効くツボがあり、肩だけではなく首筋の凝りにも効くので合わせて覚えておくといいでしょう。
疲れ目・目の痛み・・・足裏の人差し指と中指の付け根にあります(先ほど紹介した肩こりに効くツボの上のラインにあたるところです)。パソコンを長時間見続けて目がかすんだり涙が出てきた時にその部分をほぐしてあげると少しはましになります。
腰痛・・・かかと部分と親指の付け根から指一本分の場所にあります。かかとの部分はもみほぐしてあげると慢性的な腰痛と坐骨神経痛に効くとされています。もう一つの部分ももみほぐしてあげると腰痛が和らぎます。
ワンポイントアドバイス
因みにこの部分の周りのツボはアレルギーなどの甲状腺の症状に効くツボになっていますのでアレルギーでのどがつらい時に押してみてはいかがでしょうか。
湧泉・・・足裏の人差し指と中指の間の肩こりに効くツボから指一本分の位置にあります。このツボは、気力や体力を高めてくれるため、「万能のツボ」とも呼ばれています。足の筋肉が疲弊した時に押してあげるとその部分が温かくなり、たまった疲労を回復してくれます。
ワンポイントアドバイス
左足だったら左に指一つ分、右足だったら右に指一つ分の位置に腎臓や花粉症に効くツボもあるので合わして押しておくとさらに広い分野での効果が期待できます。
胃・・・親指の付け根から指一本分の所にあった腰痛のツボからさらに指一本分下にあるのがそのツボです。ストレスや食べ過ぎ、飲みすぎで胃に負担がかかってしまった時に揉んであげると少しは楽になりますよ。
まとめ
足裏はまさに「全身の投影」であるということが改めて分かったと思います。今回は体の凝りや疲れのみのツボしかご紹介しませんでしたが、他にも貧血や、生理不順、下痢など数多のツボがあります。
万能な足裏のツボたちですが、ツボ押しはあくまでその症状を和らげるもので完治させるものではありません。ですので実際に貧血を起こしたり、心臓等の臓器に不調をきたしたらまずお医者さんに診てもらいましょう。
※ツボは押しすぎるとその部分を痛めてしまう恐れがありますのでもみすぎや押しすぎには注意してください。